中華街、そこには何かある!
一大観光地、横浜中華街。訪れたことのある方も多いことでしょう。たくさんのお店に、立ち上る湯気、多くの観光客の賑わい…。
先に言っておきますが、これは私の個人的経験で中華街の存在を貶めようとしているわけでは決してありません!
ただなぜか婚活で最初に合う場所を中華街に指定してきた男性陣には忘れられない濃い経験をしてきただけなんです。しかも婚活でその地を訪れた3回中3回がともに。

三人分書くと大作ができてしまうのでまずは順を追って本日はその一人目、ミスターチュウについての記憶を手繰り寄せてみましょう。
この人はマッチングサイトキッカケで合うに至った40歳くらいの男性でした。かの有名なお坊ちゃま大学卒業だったミスターチュウ。
思えば合う場所を決める時も横浜付近で、となった時彼は率先して中華街の名を挙げていました。駅で待ち合わせそれではランチでもしながらお話しましょう、となったのですが…。
ミスターチュウ「良い店を知っているからそこに行こう」と中華街に手慣れた様子。お店を決めておいてくれたのはありがたいですよね。
大通りにある大きなレストランには目もくれず彼はずんずこ進みます。「あの店は美味しいから」と中華街に詳しいのか自らハードルを上げるミスターチュウ。
そうするとこちらは期待しながらついていきますよね、すると、あれあれ?大通りから車も通れないほどの路地に入り込みます。
するとたしかにそこには5〜6組の順番待ちの列が。あれですね、知る人ぞ知る隠れた昔ながらの名店的な。彼は得意満面その後ろに並んだわけですが…、初対面ですよね?いや、味がどうこうより、初めてあった人とこのビルの谷間的日陰の路地裏で立って待つシチュエーションって何みたいな。
もはやその時間をどう繋いだかは記憶の彼方ですが、店内に入っての衝撃もなかなかでした。昭和のTHE食堂的な。壁はちょっと煤けて、威勢のいいホールのおばちゃんの声が飛び交いワイワイガヤガヤ。通された座席は丸テーブルにパイプの丸椅子。
何度も言いますが、そういうお店が嫌だとかお高く留まるわけじゃないです。ただコチラは初対面の人に合うのでそれなりのおしゃれをしてどんな人か知り合えるようにお話がしたくてきたわけで…お店の中で私浮いてる感が半端なかったです。
そして何やらメニューを頼んだ気はしますが、よく知り合えてもいない人との料理とりわけてのランチってハードル高くないですか?しかもラーメン系とか。
ミスターチュウはお店を満喫している様子でしたがコチラとしては会話すらままならない賑やかさに頭の中ではすでに「ないないないない」の大連発。
そしてようやくランチを終え見せを出る段階になり、お見合いでよくあるお支払いシーンのあの一連のやり取りに突入。
男性がまとめて出してくれて、女性側が「いや私もお支払いします」、それでも男性が払ってくれるもしくは少なめの切りが良い値段を受け取ってくれるっていうていばんのアレ。
お店での会計はミスターチュウが払ってくれて、路地裏な店の外に出て「私もお支払いを」と申し出ました。するとチュウ、レシートを見てしっかり割り算。細かな桁までしっかりと半分にしてくれました。
勉強代と思いながら帰りの電車に乗りましたが、何よりとりあえず、場所を決めるのが男性であれ女性であれ、お見合い初回に会うお店は味よりも、ちゃんとお話のできる場所を選びましょ。
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