遅刻してくる男。そして恨み言はまめに早朝やってきた…
その男、ミスターレイト

婚活に遅刻は厳禁と前回のブログでお伝えしたのですが、当時40代前半だったミスターレイト(仮)は見事に一番やらかしてはならない、お見合いおばちゃま立ち会いの元でのお見合いでやらかしてしまったのです。
当然女性側は30分前からホテルのロビー待機。おばちゃまに嫌われては紹介していただけなくなるのでここでもおばちゃまに気を使いつつ彼の到着を待っていました。
約束の時間になってもミスターレイト現れず…。微妙な空気になりながらもおばちゃまが機転を利かせ「電車が遅れているのかも」などフォローを入れつつホテルのカフェに移動更に待つこと30分ほど…彼はやってきました。逆だった髪と乱れたジャンパーで。
念の為、お見合いでは、特に昔ながらのお見合いでは女性はワンピース、男性はジャケットなど品の良いものという暗黙の了解があります。というか、社会人の常識でホテルにジャンパーアンド乱れ髪はありえないですよね。そこにその姿のMr.レイトが登場したとき、私以上におばちゃまの凍りついた空気が忘れられません。
さらにMr.レイトはやらかします。遅れてきた彼におばちゃまがフォローのつもりか「道が混んでいたのかしら?」と訪ねたところ、レイトは堂々と言い放ちました。
「いやあー、寝坊しちゃって」
はい、これもう爆弾ですよね?まず結婚かかった勝負の場に寝坊ってどんだけやる気ないんだよ!ってなりますよね。そして悪びれないKY感が痛い。多分この場におばちゃまがいなければ、帰る女性、キレる女性いると思います。
ここが正式お見合いの厄介なところ、やる気は失せましたが、こちらはひたすら愛想笑い。更に「じゃあ、二人で少しお出かけしていらっしゃい」なんてプチデートまでセッティングしてくださり、なんとか愛想笑いの長期延長戦を苦行を乗り越えました。
そして正式お見合いの面倒な点その2は、帰宅後おばちゃまに本日の初見をお電話差し上げるというもの。お断りするにも、なんとなくないなと思った相手であれ、それらしく言葉を並べて遠慮申し上げ、大抵男性側が希望すれば女性には「もう一回くらい会ってみたら?」というオシが入るものです。
しかしこのミスターレイトについては、しっかり「だらしがない印象を受けたのでお断りします。」と最もな理由も挙げられましたし、流石に遅刻現場を目にしたおばちゃまからもそれ以上何もありませんでした。
が、ミスターレイトは様々婚活経験をしてきた中でただ一人お断り後にまさかの発言を入れてきた人物でした!
忘れもしませんが翌朝用があり、車で近場に外出し帰宅したその駐車場で私のスマホがブーっと。チェックしてみるとそこには、ミスターレイトから「どの辺がだらしないと思われたのかわかりません。」とまさかのメッセージが。
いや、逆にどの辺にだらしがあったのか私にはわかりませんし、まさか恨み言まで入れてくるとは本当に予想外過ぎてこうして今ブログに登場する忘れられない婚活相手の一人となっています。
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